第4章:「さ、鎖骨が浮き出た~!」4ヶ月目で体に劇的な変化が!

驚く男性

停滞期?そんな時期があるの?

ダイエットを続けてしばらく、状況はさらに悪化した。

今まで通りのメニューをこなしているにもかかわらず、急に体重が思うように減らなくなっていた。

 

食事管理の方も、厳重な管理をしていたし、夜だけの糖質制限も計画通り実行していた。

 

にもかかわらず、ここに来て急激なペースダウン。

2,3週間で減った体重、たったの0.5kg。

ここで思い切って、トレーニング量も倍にしてみた。

 

しかし全然効果がない。倍にした意味が全くなかった。

おかしい...確実に何かがおかしい。

 

気になって僕はネットで手あたり次第に原因を調べた。

すると、意外なことが判明した。

 

それは、ダイエットに『停滞期』というものがあるという事実。

 

この時期は、体重の5%が減ったとき、

体が「オレの体、ひょっとして餓死状態じゃね?」と勝手に判断し、

体自身が防衛反応を起こし、守りに入ってしまうということだった。

 

つまり、生きるために体が勝手に危機管理をするということだ。

 

この時期は何をしても体重が減らないことがわかった。

しかもこの時期に無理に体を鍛えても、余計に逆効果になる。

 

とりあえず、自分のやり方が間違っていなかったことに安心した。

停滞期かぁ、それなら仕方ない。

 

でも、ここでダイエットを止めると絶対に失敗する。

どうしたらいいんだろうか。

 

考えた末に、僕は今までのトレーニング量で継続することにした。

たとえ500gしか減っていなくても、減量していることは確かだ。

 

少しずつでも、確実に体重を減らしていこう。

チリも積もれば山となるだ!(ホントは逆なんだけどね)

 

そうして、停滞期を乗り越え3か月が経とうとしていた。

 

鎖骨さん、こんにちは~^^

ダイエットも4か月が経ったある日、僕は何気なく鏡の前に立っていた。

いつものボディチェックをしていた時、ある変化に気づいた。

 

 

何だ、このくぼみ? ひょっとして鎖骨?

うおおおおおおおお!

さ、鎖骨がハッキリ見えているぅーーーー!!

 

今まで首もなければ、鎖骨すら見えなかった僕の体。

こんな感じ↑

それがハッキリと今、鎖骨が浮き出ている!

すぐに体重計に飛び乗ってみる。

 

すると...63kg!

マジか!? やったぁーーー!!

 

ダイエットも4か月に入ったころ、僕の体重は停滞期を過ぎたあたりから、一気に減っていたのだった。

 

4か月で実に17kgの減量。

実はこの時期は、エクササイズにひたすら打ち込んでいて、あまり体重計で日々の計測をしていなかったくらい集中していた。

 

『体重を気にするぐらいなら、さっさとトレーニングしよう』

という気持ちだったので、毎日体重計に乗るのが面倒くさくなり、ついサボり癖がついてしまった。イカンイカン^^;

 

そんでもって、久々に体重計に乗ったら驚きの結果。

まさか10kg以上も体重を減らしているとは思っていなかった。

 

この時はさすがにテンションが上がった。

それから、体重計を乗るたびに顔がニヤけた。

 

どんどん数値が減っているという現象に喜びを感じ、

ついでに、モチベーションの維持にもなった。

 

やっぱり、日々体重が減っていくのを見て、目に見える効果があると、実に気分が良いものだ◎

そりゃ思わず顔もニヤけてしまう。
(端から見れば、体重計に乗った男がニヤけているのはキモイが...)

 

ここで僕は、最後の追い込みに入った。

最大の目標は『60kgを切ること』

あともう少しで達成するところまできた。

 

僕はこの頃になると、体を動かすことが好きになっていた。

運動することで、ストレスの軽減にもなっていたし、運動後の爽快感がやみつきになっていた。

 

この快感を覚えたら、もうやめられない^^

 

そんな僕の頑張ってる姿を見た周りの人たちも、次第に僕に対する見る目が変わっていった。

気が付けば、みんなが僕を応援してくれるようになっていった。

 

体の変化だけじゃなく、周りの環境も少しずつ変わっていった。

何か人生が良い方向に転がり込んでいくような感じ。

初めての感覚を全身で感じながら、僕はひたすらダイエットに励んだ。

 

そして、ダイエットも5ヶ月が過ぎようとしていた。

達成した男

 

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