今のダイエットでは当たり前のように取り入れている人が多い16時間断食。
確かに断食をダイエットに取り入れるとはいい選択です。
しかし多くの人は断食の仕方を間違えて解釈しています。
そんなんじゃ痩せないよっていうやり方をひたすらやっています。
さらに残念なのは、実践している本人は間違ったやり方をしているということに気がついていません。
そこで今回は、16時間断食の落とし穴になっているポイントを紹介します。
この記事で指摘しているポイントが当てはまっていれば、あなたは痩せません。
それは100%断言できます。
これから教えるポイントをちゃんと抑えて、正しい16時間断食をしていきましょう^^
ではさっそく、その落とし穴となる点を一緒にみていきましょうか。
16時間意外の8時間の時は何を食べてもいい
16時間断食について書かれている本の中に“断食意外の8時間の間は何を食べてもいい”と書かれています。
僕も最初の頃は「ふーん」って感じで読み流していたのですが、最近また本を読み返しているうちに、このフレーズに違和感を覚えるようになったのです。
8時間のうちなら何を食べてもいい。
自分の好きなものも食べてもいい。
お菓子やスイーツなども食べてもいい。
・・・そんなはずはありませんよね^^;
Twitterで16時間断食をしている人をリサーチしていると、まぁほとんど人は自分の好きなものをやりたい放題に食べまくっています。
例えば、
「今日は無性にカップ麺が 食べたくなったので カップヌードル食べちゃうw」
「今日の1食に全てを掛ける!デザートにパフェを食べる!」
といった調子で暴飲暴食してます^^;
そんな人が決まって言うセリフ。
「ずっと継続しているが、2か月増えも減りもしないんだが…」
・・・当たり前じゃん。
自分の食べているものをもう一度よく見てみんしゃい。
16時間断食をしてるから”自分はダイエットをしている”と勘違いしているだけなんですよね^^;
でも食べてるものは太るものばかり。
これでは断食している意味がまったくありませんね。
はっきり言って、時間と労力の無駄遣いになっています。
また今日食べた食事内容を紹介しているツイートも見かけるのですが、それもまた驚愕の内容です。
例えばこんな感じのツイートがありました。
・ハンバーグ定食
・ 炭火焼カツオのたたき
・生卵
・オニオンスープ
・ミックスサラダ
・チーズ
・アイスクリーム
・チョコフレーク
【飲み物】
・水
・コーラーZERO
・微糖コーヒー
・カフェオレ
アイスクリーム、チョコフレーク、コーラZERO、微糖コーヒー、カフェオレ。
いや、こんだけ太るものを口にしてたら痩せませんよ^^;
これらを止めれば確実に痩せるのにもったいないなぁ...
といったツッコミどころ満載の食事をしている人もたくさんいます。
このように実践している人は、何か断食さえしてれば簡単に痩せれると勘違いしてます。
断食は間違ったやり方をすると、一時的に痩せても必ずあとで帳消しにするほどの特大級のリバウンドをします。
『8時間のうちは何を食べてもいい』
そんなわけないですよね。
それだと結果は太るだけ。
その中でも糖質制限や脂質制限をしっかり取り入れたバランスのいい食事管理をすることが何よりも大事。
さらに食べる量もきちんと計算しないとまったく意味がありません。
それくらいダイエットは食事管理が大切なのです。
ナッツ類は好きなだけ食べてもいい
確かにダイエットの間食にナッツ類はオススメです。
しかし”好きなだけ”という部分に僕は引っかかりました。
ナッツ類は良質な脂質を手軽に摂れるのでダイエットには最適です。
でも忘れてならないのは”ナッツ類は脂質も高め”という点。
ナッツ類でも度が過ぎた量をバクバク食べすぎると確実に太ります。
またナッツ類でも糖質が高いものもあります。
特にカシューナッツは糖質がかなり高いです。
以前にも言いましたが、太る食べ合わせとしては【脂質×糖質】が太りやすい食べ合わせです。
特にカシューナッツは糖質と脂質の両方に気をつけなければならないので注意です。
また16時間断食においてのナッツ類の役目は
「空腹力が身につくまでの間に一時的に食べるもの」
と定義されています。
でも、一度ここで考えてみてください。
空腹力が身につくまでに一時的に食べるとはいえ、頻繁にナッツ類を好きなだけ食べることを繰り返していいのでしょうか?
好きなだけ食べていては、いつまでも空腹力なんて身につくはずがありませんよね?
ごく少量のナッツを食べることで、徐々に空腹力が鍛えられていくのです。
この曖昧な表現を真に受けてナッツ類を食べまくっていては、結局好きなものをドカ食いして太っていくことと変わらないですね。
オートファジーより運動や食事内容を見直せ!
16時間断食となると”オートファージがどうたらこうたら~”と、オートファジーに気を取られてしまう人がいます。
そんなことよりも食事内容が今までと変わらず好きなものを食べるというなら断食している意味がありませんよね。
オートファジーがどうこうよりも、まずは食事を改善して痩せろよ、と。
中には断食しているのにも関わらず、お酒を飲んだりしている人も実際にいます。
ダイエット中にお酒を飲むなんて普通に考えたらありえない選択だと思いませんか?
ダイエットで断食を取り入れているなら、とにかく食事内容を改善すること!
また断食をすると運動するのは危険だと思って、運動をしない人もいます。
けど、断食中でも運動をしても体に影響がないということが最近の研究でも分かってきています。
なので、断食中でもいつも通りの運動をしても問題ありませんよ^^
僕も1日1食ですが、普段と変わらないトレーニングをしても体には悪い影響はありません。
なので効率よく痩せるためにも、運動も積極的に取り入れていきましょう◎
まとめ
ダイエットの情報はこのように曖昧に表現されていることが結構あります。
本に書いてあるからといって、そのままの情報を鵜呑みにしてダイエットをしても思うように痩せないといったことが、実はかなりのケースであります。
曖昧な表現をして問題ないかのように振る舞う。
ここがダイエット業界の闇の部分でもあるんですけどね^^;
なので、この方法でダイエットをすると決めた時、本当にこれでいいのか?という疑問を持つことも大事です。
今回お伝えしたような「どんなに食べてもいい」「好きなものを食べていい」といった表現をしている時は一度立ち止まって考えるべきです。
普通に考えて、ダイエット中に好きなものを食べていいとか、どんなに食べてもいいっていうなら、あとで確実に太りますよね?
だから日頃から正しい知識をつけて、実際に自分で試して体の変化を日々チェックすることが大事になってきます。
上手くいかないのであれば、一度考えて改善する。
ダイエットは『トライ&エラー』を繰り返して精度を上げるものです。
もう一度、自分が今実践している方法を見直して上手くダイエットに取り入れていってくださいね^^
また、今回出てきた16時間断食の基礎知識についてはこちらの記事で解説しています。
同時に、今回僕が指摘した注意点も踏まえながら読めば、16時間断食の正しいやり方が明確になりますよ↓
ぜひ読んでみてくださいね^^
こんにちは!
【社会人ダイエットコンサルタント】のトッシーです!