30代以上の人でダイエットで多い悩みが、
「ちゃんと運動と食事制限をしているのに痩せない」
という問題です。
今回は、
・30代の社会人がダイエットで効率よく痩せるにはどうすればいいのか?
という点を、僕の経験や実践していることを踏まえてお話していきます^^
この記事を読めば、あなたがダイエットで痩せられないという問題を解決するキッカケになるので、ぜひ最後まで読んでくださいね^^
20代と30代では体質が大きく変わる
僕が20代の社会人1年生の時、体重が80kgもあるヘビー級のデブでした。
そこでこのままではマズイと思い、人生を賭けたダイエットを始めました。
始めのうちはなかなか結果が出なくて挫折しそうになりましたが、何とか頑張って5ヶ月で25kgの減量に成功しました。
当時は今みたいにパーソナルジムといった、プロが個人相手にダイエットで痩せるお手伝いをしてくれる場所などはありません。
そこでダイエットをするとなると、エクササイズDVDを家でやるか、近所のジムに行って独学で運動をするしかなかったのです。
結局、僕がダイエットでやっていたことは、
・ビリーズブートキャンプでひたすら運動
・夜のみ糖質制限といった食事制限
たったこれだけしかやっていません。
20代の時は、やはり代謝もまだ上がりやすい体質ですから、運動すればその分だけ減量効果が出ます。
当時の僕も、
「なんだ、ダイエットってこれだけやってりゃ痩せられるものなんだ」
と勝手な思い込みをしてしまったのです。
しかしこの勘違いが、年齢を重ねた時にとんでもない落とし穴にハマっていくことになります。
30代だと運動だけで痩せることができない!
ここからは、あなたにも当てはまる例が出てくるかもしれませんので、心して読んでください。
僕も30代を越えたあたりから、やはり自分の職場での立場や環境がガラリと変わっていきます。
僕はある時期、仕事があまりにも忙しくて、習慣にしていた運動をする暇がない時期がありました。
リバウンドしないためにも、時間があるときは1時間は運動する時間にあてていました。
逆に時間がない時は、糖質制限でダマしダマしで体重コントロールをしていた感じです。
「食事制限をしっかりしていれば、そんなにリバウンドすることはないやろ」
「ちょっと体重が増えても、運動すればすぐ減るから大丈夫や」
僕は20代の時の感覚で、ずさんな体重管理をしていました。
それが後で痛い目に遭う結果となったのです。
ある日、最近体が異様に重たく感じると思い、体重計に乗りました。
しかし、体重は55.5kg。
あれ?別に太っているわけでもないかぁ...。
じゃあ何でこんなに重たく感じるんだ?
その答えはすぐにわかりました。
体脂肪率18.6%!
!!!!!!!!!
体脂肪がめっちゃ増えとるやんけーー!
気が付けば、僕はスキニーファットになりかけていたのです。
スキニーファットについてはコチラで解説しています↓
「ヤベぇ...コイツはマジでヤベぇぞ...」
ここからさらに増えたら、完全なるデブじゃん...。
しかも『痩せたデブ』って、ある意味ネタやん...。
僕の中では、15%前後は警告領域(イエローゾーン)、17%以上は危険領域(レッドゾーン)と自分の中で設定していました。
僕は太りやすい体質なので、このように自分の体型管理を厳重に設定していたのです。
それが一気にレッドゾーンを超える有り様...。
このままでは一気にリバウンドするという恐怖に襲われました。
しかも、今までのやり方ではまったく通用しないという展開。
さすがにこの時は困りましたね^^;
そこで僕は、運動しても効果がない事から、食事面の見直しをすることに決めたのです。
当時は3食とも糖質制限をしていて、1日の糖質量も60g以内に抑えていました。
そんな中、1日1食という概念を知り、さらにファスティング理論も同時に学ぶ機会があり、これが大きな転機になりました。
この方法は、体脂肪を下げるには一番効果的だったのです。
その中でも特に衝撃だったのは、
「ファスティング中でも運動しても体に害はなく、むしろやるべきだ」
という内容でした。
ファスティングはリバウンドしやすい、筋肉量が落ちて代謝が悪くなるといったものは実は根拠がまったくなく、それらは神話だったという事実が判明。
これを機に僕は食事量を一気に減らし、今の1日1食スタイルを確立しました。
もちろん、そこに糖質制限も取り入れてさらに効率アップを図りました。
運動以外では24時間ファスティングを取り入れ、代謝を上げて脂肪を燃焼しやすい体作りをすることに集中しました。
そうすると、今までの苦労がウソのように体脂肪率は13%前後まで一気に減っていきました。
しかも1ヶ月でこの勢いです。
ファスティングってすげぇー!
1日1食最高ーー!!
ダイエットのやり方を変えるだけで、こんなにも結果が違うことに正直ビックリしました^^;
そこで感じたのが、
『30代は食事管理で体脂肪率を厳重に管理することが成功するか失敗するかの別れ道になる』
ということでした。
30代のテーマは【メタボ改善のための食事管理】
ダイエットとなると、どうしても注目されるのが体重です。
しかし僕の経験から言うと、30代からは体脂肪率を重視したダイエットをすることをオススメします。
先ほどもお話しましたが、体重や見た目はそんなに太っている感じではないのに、実は体脂肪率が圧倒的に高い「隠れ肥満」の人が多い気がします。
ここが意外な盲点かもしれません。
30代以降は、20代の時に比べて代謝の低下がどんどん進んでいきます。
おまけに運動する機会も減り、デスクワークが多くなる日が増えるので、だんだんメタボ体型になっていきますよね。
毎日1時間運動する時間があるなら、そんなにメタボ体型を心配する必要もないと思います。
しかし30代以上で太った場合、今度はそれをダイエットで減量していくとなると、20代の時とは違い相当時間が掛かってしまいます。
それに優先したいのは、体重よりも体脂肪を落とす事です。
それなら運動はもちろんなのですが、食事改善をしていく方が効率的だと僕は感じます。
その第一歩として、『1日1食』をしていくことが効果的だと判断します。
それに1日1食のメリットは体脂肪を落とす以外にもたくさんあります。
・1日中、集中力が切れないので仕事の効率がアップする
・アドレナリンの分泌量が上がるので、疲れをあまり感じなくなる
・頭と体がスッキリした状態なので、寝起きもバッチリ
・前日の疲れを残さないので、毎日パワフルに動ける
といったメリットがたくさんあるのです^^
ダイエット以外にも、あなたの生活面や仕事面でも大きな力を発揮します。
だったら、あなたのダイエットに1日1食スタイルを取り入れて、体も仕事関係も向上させる方が一石二鳥でいいじゃないですか^^
もしあなたが、ちゃんとダイエットをしていても思うような成果が出ないというならば、食事改善で体脂肪を落としていくことに視点を変えてみてください。
体脂肪を効率よく落とすことができれば、自然と体重も減るし、何よりメタボ腹をなくすことができます。
20代の時みたいに、運動すればその分痩せられるといった考え方はもう捨てていくべきです。
30代に入ってから本気でダイエットで痩せるためには、
“運動よりも食事管理の見直し”
これがあなたのダイエットの成功への近道になります。
『あなたの年齢や体の状況に応じてトレーニング内容を変え、今の自分の体に合ったダイエットをしていくこと』
これが大事な考え方になります。
そのためにも、今までの通りのダイエット内容でずっと続けることは意味がなくなってくるんだという事を意識しておくべきだと感じます。
あなたがダイエットしている中で、食事管理をちゃんとしていますか?
気が付けばお菓子やジュース、お酒などを飲んだりして、自分を甘やかした行動をしていませんか?
今回紹介したファスティングや1日1食スタイルは、僕も実践中で本当に効果があるのでおススメです。
ビビらずにぜひ一度試してみてください。
いざ実践すれば、1日1食なんて意外と大したことないと思えるはずです^^
これを機に、一度あなたの食事管理を見直してみてはいかがでしょうか。
今回も忙しいあなたが痩せるための考え方をお話しますね^^