ダイエットの食事管理において、たんぱく質を十分に摂ることはとても大事だということはもう当たり前のことですよね。
理由は筋肉の量を増やして代謝を上げやすくするのはもちろん、脳を働かせたり、髪の毛や肌にツヤを与えたりなどの健康にも必要不可欠だからです。
でもたんぱく質の食べ過ぎでも結局は太ってしまうということはご存知でしょうか?
今回はダイエット中のたんぱく質の摂り方について詳しく見ていきましょう^^
この記事を読んで正しいたんぱく質の摂り方を知れば、あなたのダイエットをより効率的にしてけますので、ぜひ最後まで読んでくださいね^^
たんぱく質への過剰な期待は危険?
たんぱく質はむしろ「ちょっと多いくらいかな?」というくらいに摂る方がちょうどいい摂取量になります。
ただし、あなたもトレーニーの方たちのように毎日ハードなトレーニングをしている場合のことです。
しかし普段からまったく運動していないのに、「糖質制限だ~!」といってサラダチキンやツナ缶やゆで卵をガンガン食べるだけで果たして痩せれるのでしょうか?
結論から言うと必要以上のたんぱく質を摂った場合、その余分なたんぱく質も体脂肪として体内に蓄積されます。
理由は【モノを食べることによってインスリンが分泌されるから】です。
ちなみにインスリンが分泌されると、摂取した糖質をエネルギーとして使います。
そして余った糖質は体脂肪として体内に蓄積されていきます。
逆にインスリンが分泌されない方法はモノを食べない状態、つまり断食状態の時のみです。
この場合は糖質が枯渇しているので、その代わりに体内に溜め込まれた体脂肪をエネルギーとして使い始めます。
その結果、体は脂肪を燃焼させやすい状態になるのです。
そのことを踏まえると、たんぱく質を摂った場合も結局インスリンが分泌されてしまいます。
なので、たとえたんぱく質を多くとっても体には徐々に体脂肪が蓄積されていくのです。
実は人間の体は1日にたんぱく質を処理する量は40gが限界とされています。
限界の量を超えると、余ったたんぱく質も体脂肪として体内に溜め込まれます。
ダイエットをしている人のほとんどは、意外とこの事実は知らないんですよね^^;
運動していなければ結局太るという現実。
だから
「運動をしないで食事管理だけで痩せるぜ~!」
「そのためにはガンガン糖質制限するぜ~!」
と言っても、一時的に痩せても結局はリバウンドしてしまうのです。
たんぱく質をどう食べるべき?
以上のことからも、たんぱく質を摂ろうが、糖質を摂ろうが、モノを食べたら太る原因のインスリンが分泌されてしまいます。
なので、たんぱく質を必要以上に食べても結局は太ります。
ではどれくらいの量を食べるべきでしょうか?
先程も言いましたが、人間が1日にたんぱく質を処理できる量はせいぜい40g前後だと言われています。
この量を食べ物で例えると...
鶏胸肉100g (約20g):2枚分
プロテインシェイク(約20g前後):2杯分
サバ缶(20g):2缶
※()内はたんぱく質のおよその量です。
これを目安にすると分かりやすいと思います。
1日に摂るとしたら、プロテインシェイク1杯に鶏胸肉かサバ缶を食べるくらいで十分ですね^^
ちなみに1日に必要なたんぱく質の量は
【自分の体重】×【1g】=【1日に必要なたんぱく質の量】
と言われています。
ボディビルダーみたいに毎日ハードにトレーニングするなら、自分の体重に×2で計算した量が理想的とも言われています。
でも普通の人がダイエットをするにあたっては、上記の計算で出した目安量を目標にたんぱく質を摂ればまず問題ないでしょう。
ただし、これらの量は毎日運動すること前提でのお話です。
先程も言いましたが、何も運動しないで糖質制限などの食事管理だけで痩せようとしても、短期的に痩せても必ずどこかでリバウンドしてしまいます。
そりゃエネルギーとして使われないのだから、体脂肪として体内に溜まっていくのは当然ですよね?
だから糖質制限さえしてれば、
「たんぱく質をガンガン摂っても大丈夫♪」
と思っていると、思わぬ落とし穴にハマってしまいます。
その結果、頑張っても頑張ってもなかなか痩せないという状態が続きます。
そうなるとモチベーションも下がってしまいますよね。
そんなことにならないように、
【どんなものを食べても必ずインスリンが出る】
だからたんぱく質でも食べる量に注意ないといけないという事を忘れないようにしておいてくださいね^^
まとめ
いかがでしたか?
今回はたんぱく質の過剰摂取でも、痩せるどころか結局は太ってしまう原因にもなっているということをお話しました。
でも心配しないで下さい◎
毎日運動する習慣があれば、それほどたんぱく質に対して神経質にならなくてもいいですよ^^
むしろ筋肉の増量や疲労回復など、健康面でも必要不可欠な三大栄養素なので、不足しないことが何よりも大事です。
しかし糖質制限してるからたくさん食べても大丈夫だろうという浅はかな考え方だけはしないようにしましょうね。
糖質制限が世の中に浸透してからというもの、糖質を抑える代わりにたんぱく質をたくさん摂ってもいいというイメージが付いています。
しかも運動しなくても簡単に痩せれるといった間違った解釈をしてしまいがちです。
この考えはダイエットにおいて非常に危険な考え方です。
先程も言ったとおり、何を食べようが「食べすぎると結局は太る」ということです。
高たんぱく質の食事が必ずいいという訳ではないことを覚えておかなければいけません。
ダイエットは運動と食事管理の両方をやって初めて大きな成果が出せます。
どちらかに偏ったダイエットは必ずどこかでリバウンドして失敗してしまいます。
また、短期的に痩せようとしても同じ結果になります。
まぁ早い話が、ダイエットで痩せたければ運動を毎日きちんとしろってことです(笑)
その上でしっかりとした糖質制限や脂質制限を徹底する。
そうやって食事管理をすればリバウンドをしにくい痩せ体質になれるということです。
気がつけば、あなたもたんぱく質を摂りすぎていないでしょうか?
しかし、たんぱく質は体にとっては欠かせない栄養素です。
が、摂りすぎても完全に食事から抜いてもいけませんよね。
ここらへんは難しいところになりますが^^;
最初にも言ったとおり、
「いつもよりちょっと多いかな?」
くらいが無難かもしれませんね(笑)
でも先程も紹介した目安量を参考に上手にたんぱく質の摂取量を調整してみてくださいね^^
結局ダイエットで成功したければ、
食べ過ぎ注意!!ってことです、ハイ(笑)
今回の記事は以上になります(^▽^)/
こんにちは!
【社会人ダイエットコンサルタント】のトッシーです!