バターコーヒーダイエットは本当に効果あるのか?

バターコーヒーダイエット

僕は一時期、バターコーヒーでダイエットを実践したことがあります。

先に結論からいうと、

バターコーヒーはダイエットにあまりおすすめできないと感じます。

 

なぜおススメしないのか?

バターコーヒーで失敗した僕の経験からお話していきますね。

 

バターコーヒーとは?

バターコーヒーとは、そもそもどんなものなのか?

それをお話していきます。

 

バターコーヒーとは、シリコンバレーの起業家であるデイヴアスプリー氏が開発をした、バターを入れたコーヒーです。

 

彼はこのコーヒーでダイエットに取り組み、50kgの減量に成功したそうです。

 

では実際、バターコーヒーを飲むとどうなるのか?

 

それは、バターコーヒーを飲むことによって、

・ホルモンによる空腹感をコントロールされる

・食事量を減らすサポートになる

・かつ脂肪をエネルギーに変えてくれる

これがバターコーヒーのメカニズムです。

 

バターコーヒーの概念
ホルモンによる空腹感コントロールで、摂取糖質量とカロリーを減らし、

その結果ダイエットになる

また、バターコーヒーダイエットを効果的に行うには、「ケトン体食事法」が必須です。

ケトン体食事法とは、高脂質、少量のたんぱく質と少量の糖質の摂取を基本とする食事法です。

 

この食事法は脂肪の燃焼を促せるというメリットがあります。

僕たちの体は、毎日吸収した糖質、脂質、たんぱく質という三大栄養素を分解して、それをエネルギー源として体にエネルギーを送ります。

 

体内の糖質が十分にある時は、体は糖質を優先的にエネルギーとして使用します。

逆に、体内の糖質が不足していると、体は体内の脂肪をエネルギーに変換できるケトン体を産出します。

ということは、体内の糖質を減らせば脂肪の燃焼を高められダイエットにつながるということです。

 

また、朝はこのコーヒーを飲むだけでというお手軽さがあり、楽にできるということから、だんだん認知されるようになりました。

僕も一時期、このバターコーヒーを実践したことがあります。

 

しかし、ここで大きな落とし穴にハマっていくのです。

 

バターコーヒーで大失敗!

僕が初めてバターコーヒーを飲んだ時の率直な感想。

「これは腹持ちがいいなぁ!朝ご飯食べなくても持つわ」

でした。

 

確かに、バターとMCTオイルが入っているので、お腹の中にズッシリ感があり、空腹感は一気に消え失せます。

この満腹感が昼まで持続する効果があったので、「これなら食事量も減って痩せれるわ^^」とこの時に感じてしまったため、僕はますますバターコーヒーにハマっていきました。

 

朝は基本バターコーヒー飲み!

気が付けば、この習慣が定着していました。

 

しかし、ここから変な方向に向かい始めていくことになりました。

 

気が付けばカフェイン中毒になった

僕はバターコーヒーにハマって、大事な事を見逃していました。

 

それは、バターコーヒーといっても、糖質も一緒に摂っているとケトン体は糖質を優先して分解して、分解されなかった脂肪は体内に蓄えられてしまいます。

つまり、バターコーヒーを飲んだあとに糖質制限をしないとバターコーヒーの中の脂肪がそのまま体に蓄えられてしまうのです。

 

バターコーヒーを飲んでも痩せないという人は、知らないうちにこのメカニズムにハマっています。

バターコーヒーが自分の体に合わないなどを除けば、ほとんどの人がこのダイエット方法を間違えて実践しているのです。

 

バターコーヒーダイエットで痩せるためには、糖質制限は必須です!

食事とかで、普段と変わらない糖質を摂っていると、バターコーヒーの脂質がエネルギーとして使われず、そのまま中性脂肪として蓄えられて、結果的に太ることにつながるといわれています。

 

また、バターコーヒーは『コーヒーを飲んでいる』ということに変わりはありません。

つまり、脂質を摂っているけども、たんぱく質やミネラルといった代謝を上げる栄養素が不足しがちになります。

 

なので、バターコーヒーを飲むなら、肉や魚などのたんぱく質と野菜をいつも以上にたくさん食べることを意識してくださいね。

 

じゃあ、僕の場合どうなったかというと...。

確かにバターコーヒーだと、お昼を過ぎても空腹感はありません。

 

その事実をいいことに、僕はお昼ご飯などはゆで卵2個のみとか、極端に食事量が減るようになっていました。

それは、バターコーヒーの影響で、空腹をほとんど感じることがなかったからでした。

 

 

しかし、ここからが本当の意味での地獄の始まりでした。

それは、カフェインが切れてから一気に集中力が無くなって、途中で仕事がはかどらなくなっていったことです。

またこの時から、一気に空腹感が出てついドカ食いに走る結果にもなりました。

 

おまけにやたらと「コーヒーが飲みたい!」と体が反応してしまい、ついついコーヒーに手を出す回数が増えていきました。

その結果、1日にバターコーヒーを2杯、ひどい時は3杯もバターコーヒーを飲む日が続きました。

 

そして気が付けば完全なカフェイン中毒になるというコテコテのオチが待っていました。

それからさらに追い打ちをかけるような事が起こります。

それは、カフェインの取りすぎによって精神面もだんだん不安定な状態になっていった事です。

 

その影響で、職場では四六時中イライラするようになり、集中力もずっとない状態になっていました。

またこの頃から、不眠症に悩まされることにもなりました。

 

眠気が襲ってきて布団に入っても寝れない!とにかく朝までグッスリ寝れない!

夜中に何度も目が覚める日が続きました。

 

このままではマズイと思い、僕はそこでバターコーヒーを飲むのをやめました。

結局、僕のバターコーヒーによるダイエットの実践は、『完全なカフェイン中毒なった』という結果だけ残して失敗に終わりました。

 

バターコーヒーをやめてから調子が良い~! ^^

それからバターコーヒーをやめてまずやったこと。

それは「カフェイン断ち」です。

 

ダイエットの前に、まずはこれに集中しました。

そこから、飲み物は水のみにして、筋トレと有酸素運動をすることによって、カフェインによる禁断症状を紛らわすことに集中していました。

 

食事も朝は、【ゆで卵とオリーブオイルのみ摂取する】

このルールに変更しました。

 

つまり、朝からタンパク質を多めに取り、脂質もしっかり摂る

これを実践したら、バターコーヒーを飲んだ時と同じくらい、昼まで空腹感がないことに気が付きました。

 

そのおかげで体も元に戻り、順調にダイエットも継続していくことが出来ました。

 

その時、僕はあることに気が付きました。

『たんぱく質を多くとって、水もしっかりと飲む』

この基本的なことが完全に抜けていました...。

またバカな事をやってしまったな...。

 

バターコーヒーは確かに空腹感をコントロールできるので、ダイエットに魅力的な要素はあります。

しかし、やり過ぎるとカフェイン中毒に陥り、一気に疲労感と精神が不安定になってしまい、もはやダイエットどころではなくなってきます。

 

僕はここがバターコーヒーの一番の問題点であり、大きな落とし穴となっている部分だなと感じました。

もしあなたが、バターコーヒーを実践してみようと考えているなら、こういう点も十分に考えてから始めることをオススメします。

 

絶対にするなとは言いませんが、こういうリスクがありますよ~ということだけお伝えしえときます(笑)

 

やはりダイエットで一番大切なことは、流行りのものを何でもかんでも実践することではなく、『基本的な正しいやり方を忠実に実践して継続していく』

これがダイエットで成功するための唯一の近道だと、改めて感じました。

 

ダイエットには必ず個人差がありますが、もし新しいダイエット方法を取り入れるなら、何かリスクはないかなどもチェックしてから、取り組んでみるのがいいかもしれませんね◎

また、カフェインは利尿作用が働くので、水分不足には十分注意してくださいね^^

 

ダイエット中の水分補給の大切さはコチラに記事で解説しています↓

水分補給

 

 

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