あなたは「スキニーファット」という言葉をご存知でしょうか?
ひょっとすると初めて聞くかもしれませんね。
これは簡単に言うと筋肉は全然ついてなく脂肪はたくさん付いている体型のことをと言います。
よくダイエットをしている人で、
「糖質制限などをやっているが、全然痩せない」
「理想の体型に近づく感じがまったくない」
といった悩みを時々聞きませんか?
実はこれ、スキニーファットになっている可能性があります。
今回は気づかないうちにスキニーファットになっている人に対して警告している内容になっています。
あなたも一度、自分の体型をチェックしてみることをオススメします。
目次
スキニーファットとは?
スキニーファットの語源は、
スキニー(skinny)=『痩せている』/ ファット(fat)=『太っている』
いう相反する単語を組み合わせた言葉になります。
これをダイエットの世界では、【細いけど脂肪が多い人】という意味で捉えられています。
またこういう人の特徴を強調して、「隠れ肥満」とか「痩せデブ」と呼ばれたりもしていますね。
次にスキニーファットはどのようにしてできていくのかを説明して、その特徴を説明していきます。
スキニーファットの特徴
ではスキニーファットはどのようにしてできるのか?
その説明を簡単にしますね^^
特に若い頃からスキニーファットになりやすい体質の人は、まずほとんどいないと思います。
しかしもともと痩せ型の人は、加齢とともにスキニーファットになる可能性が高くなる傾向にあります。
どのようになっていくかというと、以下のようになります。
筋肉も脂肪も少ない体型
↓
加齢と共に筋肉がだんだん落ちる
↓
体の代謝が悪くなっていく
↓
脂肪が燃焼しにくい体になる
↓
そのまま食事量は今までと変わらない
↓
結果、脂肪がどんどん増えていく
↓
スキニーファットの体型が完成する
という具合にスキニーファットの体型が作られていくのです。
特にもともと痩せ体質の人は注意しておいてほしいところです。
とく見た目は痩せてスラっとした体型なのに、いざ服を脱ぐと、ぽっこりお腹が出て、【カエル体型】になっている人って意外と多いですよ。
スキニーファットは見た目はスラっとしていて、体重も標準以下。
体型の特徴をもう少し細かく見ていくとこんな感じです↓
・腕と足は細いのにポッコリお腹→”カエルの体型”
・細いけど、二の腕がプニプニ状態
・ヒップラインが垂れている
・細いけど、服が決まらない猫背体型になっている
これらは典型的な「スキニーファット」な体の特徴といえます。
次に、スキニーファットについて厄介な点を説明していきます。
スキニーファットの厄介な点とは?
スキニーファットが厄介な点はたった一つ。
それは、本人が全く気が付かないという点です。
服を着ていると、一見普通の体型に見えるので、見た目ではなかなか分かりづらいものがあります。
それにもともと痩せ体質の人って、自分がガリガリに痩せていることにコンプレックスを持っているので、たとえ脂肪が増えても、体重が増えることはとても嬉しいことなんですよね。
太っている人から見ると、何て贅沢な悩みなんだ!と感じるかと思います(笑)
その嬉しい気持ちが逆にスキニーファットになっていることに気づかないリスクになっているのです。
また、スキニーファットになる原因をもう少し詳しく見ていきましょう。
スキニーファットになる3つの原因
1. 間違ったダイエットを繰り返す
ダイエットといっても、運動をせずに糖質制限だけを取り入れて痩せようとしたり、とにかく脂肪を落としたいといって、有酸素運動のみをするなど、間違った方法をしがちです。
このように、ダイエット方法を間違えたままだと脂肪と一緒に筋肉も徐々に削られていきます。
そして代謝が落ちて痩せにくくなり、リバウンドしていまいます。
また定期的な運動をしていないと、30代をピークに年々筋肉は減少傾向になっていきます。
筋肉が少なくなると体力がなくなるので、疲れやすくなったり、だるさを感じる体になってしまいます。
それは、疲れやすい燃費の悪い体になるということです。
2. 運動不足
よく食事制限だけで痩せようとしている人がいますが、先ほども言ったように、運動して筋肉を動かさないと、筋肉はだんだん衰えて量も減ってきます。
つまり、 基礎代謝の低下です!
これについてはもう何度も言っていますが、基礎代謝が低下すると体に摂り入れたエネルギーを消費することが出来ません。
常に「消費カロリー」<「摂取カロリー」の状態が出来てしまうということです。
筋肉が減少すると消費カロリーがどんどん減ってしまいますので、その分太りやすい状態なってしまいます。
そうなるとエネルギーが消費されず、脂肪がどんどん蓄積されていき、結果的に、スキニーファットの体型になります。
3. 栄養不足
ダイエットをしてる人、してない人に関わらず、世の中の人は自分が栄養不足になっていることに意外と気づいていません。
1日に必要なカロリーは摂取できていても、ふたを開けてみると、全体的にバランスの悪い栄養素が偏った状態になっています。
この栄養不足の状態でダイエットをすると、当然スキニーファットを加速させてしまいます。
食事制限を過度にやると、体脂肪だけではなく、筋肉も落ちやすくなります。
筋肉が減れば代謝が落ち、リバウンドしやすくなるということは、もう何度も言ってますよね。
何度も言うことは、それくらい重要なことなんです。
特に食事面では、糖質制限をしている時にスキニーファットに陥りやすくなります。
理由は、糖質制限をしている時は糖質に変わるエネルギーを補うだけのタンパク質が不足して、常にタンパク質不足に陥りやすいからです。
そうなると、筋肉を作る材料であるたんぱく質が全然足りないので、筋肉が減っていくのは当然のことですよね。
そうならないためにも、筋肉が衰えないようにする意味も込めて、バランスのとれた食事をして、体全体に栄養を行きわたらせるように注意しないといけません。
ちなみに、僕の糖質制限の失敗談はこちらの記事に書いてます↓
低体温、冷え性、むくみなどの体調不良を引き起こす
よく見落とされがちな点をあげると、スキニーファットは低体温、冷え性、むくみなどの体調不良を引き起こす原因にもなります。
なぜこのような症状がおこるのか?
それは筋肉の動きに関係があります。
筋肉の働きには、体内で熱を作ったり、血流のポンプ機能の役割もあるので、血流を促進させたりする働きもあります。
しかし筋肉が減少すると、これらの働きが弱まり、低体温、冷え性、むくみなどが起こりやすくなるのです。
ダイエットで痩せた人でも、糖質制限を過度にしていた場合、このような症状がすぐに起こります。
僕もダイエットをしていて、効率よく痩せようと思い、無理をして3食とも間違った糖質制限をしたことがあります。
その結果、体は痩せたのですが、冷え性がひどくなり、おまけに風邪を何回も繰り返してひくようになり、もう体がボロボロの状態になるといったことがありました。
なので糖質制限は適度に行い、基本は運動(特に筋トレを多く)と組み合わせて行うことがとても大事だと改めて認識できました。
あなたも糖質制限するときは、このような点を十分に注意しておこなってくださいね。
以上のことから、スキニーファットで一番影響するのは、簡単に分けて次の点です。
・見た目が悪くなる
・太りやすくなる
集約すると、この2点になります。
ダイエットをしているのに太りやすくなるって、たまったもんじゃないですよね^^;
また糖質制限をしていても痩せないと言っている人の最大の原因がこれだということも理解してもらえたと思います。
スキニーファットにならないためには?
スキニーファットは、自分が気が付かないうちになっていることが多いので、それを防ぐ対策を常に実行しないといけません。
まず一番意識しておいてほしいのは、しっかり筋肉を付けていくこと!
特に筋トレが大事だということです。
これはダイエット中だけではなく、日常の生活にも意識的に取り入れる癖をつけてもらいたいです。
逆に有酸素運動だけ行うと、確かに脂肪は燃焼しますが、筋肉を鍛えていないため、運動と同時に徐々に筋肉も少なくなっていきます。
スキニーファットを防ぐことが目的とした場合は、有酸素運動ではなく筋トレをメインに運動をしていきましょう^^
また食事面も大事になってきます。
今の世の中は糖質制限など、食事制限を主流としたダイエットを行うことで、短期間で結果を出そうという風潮になってきています。
しかしこれは大きな誤解を招いています。
食事制限と言っても、3食とも厳しい食事制限をするのではなく、体のエネルギーが消費されにくい夜だけ糖質制限しようとか、状況によって臨機応変にこなすことが大事です。
実際に夜だけ糖質制限をして、朝昼は普通の食事をしていても十分に痩せることは可能です。
僕みたいに朝昼しっかり食べて、夜だけ限定で糖質制限をしてもちゃんと25kgの減量に成功しているのですから。
要は栄養のバランスを取り、カロリーオーバーにならないように気を付けるだけでもダイエットは成功します。
このように、スキニーファットを防いで、なお筋肉の減少を抑えるためにも、ダイエット中は食事だけではなく、運動も同時に取り入れる事が大事です。
まとめ
いかがでしたか?
今回はスキニーファットの問題点、起こる原因、解決方法など、さまざまな視点から一緒に学んでいきました。
僕もスキニーファットについては、ビックリするくらい見落としていました。
ダイエットで目標を達成してからは、そのまま食事制限はしていたのですが、ダイエット時よりは明らかに運動量は減っていたので、結果的に僕も軽いスキニーファット状態になった時期があります。
でもこの痛い経験をしてから、今では予防のために筋トレの割合を多くして、毎日運動を継続しています。
もしあなたがダイエットに成功した時に、このことを思い出してください。
『ダイエットは痩せてからが本当の勝負』
ダイエットを終えてから、スキニーファットを防ぐ意味でも、定期的に運動する習慣を身に付けてください。
「週3日は筋トレをする」という感じで、1日10分程度でも構いません。
運動する習慣を日常の一部になるように癖をつけておいてください。
そうすればあなたは、いつまでも健康的で魅力的な人間でいられます^^
運動を習慣化することについてはこの記事を読んでみてください^^
↓↓↓
もし自分はスキニーファットになっているんじゃないか?と感じたなら、今すぐ筋トレを始めてください(笑)
今ではこのような短期間でもの凄い効果が期待できる自重トレーニングもあります↓
それに組み合わせる形で、有酸素運動はHIITを取り入れていくと、スキニーファットが改善されていきます↓
これでスキニーファットを防ぐことは可能になります^^
ぜひ運動する習慣を付けて、スキニーファットにならないようにしていきましょう!
本日の記事は以上になります(^▽^)/
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